「自分のアタマで考えよう―知識にだまされない思考の技術」が目から鱗でした
論理的思考能力、欲しいですよねぇ…
私は理系でそこそこ頭も良い方だったし、Youtubeでも自分の力で再生数増やせたので、自分で考える力はかなり強い方だと思ってました。
ただ、まあ一応ね、それを再確認するためにも、読んでみようじゃありませんか。有名な本を。
てことで、ちきりん著書「自分のアタマで考えよう――知識にだまされない思考の技術」を読んでみました。
その結果、自分には全然考える力が足りてないことが発覚してしまいました…
書いてあることは?
一言でまとめると、
「鵜呑みにすんな」
周りが言ってること、ニュースで言ってたこと。何でもかんでも鵜呑みにしてると、自分で考えることできなくなるよ。答えのない問題に対応できなくなるよ。ってことでした。
確かに今や、色んな情報が溢れている時代。必要なものだけ選別できるようにならないと、まともに生きていくことすらできませんよね。
とりあえず、個人的にはめっちゃいい本でした。人生の教科書にしたいと思えるレベルです。
本編の内容
知識と思考は違う
まず最初に、この本ではこれをめっちゃ推してます。
例えばこちらの図をご覧ください。
これは知識です。この図からは人口が減ってるだけで、どの年齢が減ってるかなんて読み取れませんよね?ってことです。
言われてみれば確かにって感じですよね。ちなみにここで私のライフは0になりました。
情報は自分なりのフィルターにかけろ
情報はフィルターにかけないと本質が見えないよってことみたいです。
例えば就活。
これだと就活は苦しいですよね。だって同じフィルターで探すと。倍率の高い企業が多いんですから。
こうやって自分なりのフィルターを作ると、周りとは違う、本当に自分の入りたい会社が見つけられますよねって話です。
グラフの種類には注意しろ
一つのデータでも、どんなグラフにするかによって見え方が変わるから注意しろってことです。ちなみに上の例はダメなやつです。
仕事でもよくいませんか?プレゼンに乗せるグラフを適当に選んでる人。
そういう人は、ニュースに載ってるグラフを思考停止で信じちゃうので気をつけましょうということでした。
確かにグラフって、ちょっと考えれば自分の理屈に合わせて作れちゃうから怖いですよね。
思考の棚を作れ
これが結論として書いてありました。
例えばこんな感じ
図.思考の棚 (『自分のアタマで考えよう』 終章 より抜粋)
で、埋められるとこと埋められないとこができるから、埋められないところは今後欲しい知識として頭に入れておきましょうってこと。
確かに、これなら必要な情報だけ仕入れることができますね。おまけにこの棚は自分で作るので、「自分の頭で考える」ってとこも達成できています。
これは素晴らしい!
まとめ:自分の頭で考えろ
これ以外にも色んな例、気をつけるべきことが書いてあって、マジで自分の頭で考えてなかったな〜と強く感じました。
私もそうだったので、たぶん皆さんも自分の頭で考えてないと思います(?)
特に知識が豊富だから偉いと思ってる老害にはぜひ読んでもらいたいですね。と同時に、私もこれを読まなかったら知らぬ間に老害になってたかも^^;
情報ばっかり色々仕入れて頭でっかちになっちゃうと、もう自分で考えることが難しくなっちゃうので、なるべく早めに読むことをお勧めします。
ぜひあなたも、自分の頭で考えんことを!