学校の勉強は無駄なのか?
おそらく学校で勉強するのが好きな人はいないでしょう。
受験やテストなどで結果を出すために勉強をしなければいけない環境で、「勉強って楽しい!」と無理に思ってる人は多いと思いますが、受験の翌日も勉強したい!と思うくらい好きな方はそうそういないと思います。そこまで好きな方は天才なのでタイムマシンか癌の特効薬を開発しましょう。
普通の人間はテストが終わったら全部忘れるし、宿題が終わったら教科書は開かないでしょう。自分もそうでした。
ですが学校の勉強はやって損はないと思います。今の自分のが色々な学びを楽しめるようになったのは学校の勉強があってこそだと思っています。今日はそんな学校の勉強についてお話しします。
学校は基礎を教わるだけ
そもそも学校は基礎を勉強するためだけの場所です。人類の努力によって蓄積した知識を教科別に学ぶだけです。自分で学びたいと思ってやってるわけでもないので、残念ながら学校の勉強はつまらなく感じるように作られています。学校の勉強に楽しさを感じている人の方が異常なので安心してください。
おそらく多くの人の中では「勉強=学校の勉強」になっていると思います。そのせいで「学校=嫌い」から「勉強=嫌い」になってしまう人が多い印象です。
ですが本当の勉強というのは自分の興味に応じて色々なことを調べることにあると思っています。
教科書を読むのは嫌いでも漫画を読んだりゲームの攻略法を考えるのが嫌いという子供は少ないはずです。それも立派な勉強だし知識も身につくと思いますけどね…。
そう考えると学校いらなくね?ってなりますが、何をするにも学校で学ぶ知識が必要になります。
さらに最低限の教養もないまま自分のやりたいことだけやってたら必ず知識が偏ります。
自分の興味の方向性を探しながら基礎を身につける、という意味では学校の勉強はありです。
学校の勉強なんて極めるまで頑張る必要はないですが、最低限人並みに頑張るくらいの価値はあるでしょう。
学校の勉強で選別される
今の日本は階級社会ではありませんが、勉強がどれだけできるかで将来の地位が決まってしまう感は否めません。
もちろん中卒で起業してお金持ちになったり、youtuberになって大金稼ぐような人もいます。もしかしたら投資を極める天才変態児もいるかもしれません。
ですが全体で見ればそんな人はごく一部です。多くは大学まで行って少しでも良い企業に就職することを目指す人が一番多いと思います。
そんな大多数は高校、大学と結局は学校の勉強ができるかどうかで選別されてしまいます。
残念ですが日本で将来困らないように暮らしていくには、若いうちに勉強を頑張るのが一番効率が良いことになります。
要領を覚える
これはかなり大きいです。つまらない学校の勉強に時間を割きたいと思う人は一人もいないと思います。できることなら短い時間で効率よく済ませたいと思うはずです。
そんなことを考える子供はいかに早く学校の宿題を終え、テストで良い点が取れ、遊ぶ時間を極限まで増やせるかを考え続けます。実際にただのガリ勉より、コスパの良い勉強してる人の方が頭のキレる人が多い印象です。
社会に出てからも、つまらない仕事をいかに早く終わらせて休むかが重要になるので、学生のうちに要領よく済ませる技術は身につけておいた方がいいでしょう。
人生の自由度が高まる
上と似たようなことですが、勉強ができれば人生の自由度が高まります。
例えば科学者を目指す大学生が総理大臣になりたいと思ったとします。
頭の良い人なら今までの知識や勉強の仕方、周りからの信頼を生かして総理大臣になれるかもしれません。ですが勉強ができなければほぼ無理でしょう。
これは極端すぎる例ですが、同じ業界志望でFラン大学の卒業生と東大の卒業生がいたら東大生の方が楽にその業界に入ることができるでしょう。
もう将来どうしたいか決まっていてその方向で努力し始めているならいいですが、そうでなければ学校の勉強をとりあえず頑張っておくのがコスパは一番良いです。
まとめ
将来のために勉強しよう…。