大学の勉強は仕事で役立たないのか?
新卒として優遇される大卒
だけどほとんどの人は、大学で学んだことと全然違うことを仕事にしてるはずです。
そこでこう思ったことのある人は多いでしょう
大学4年間で学んだことは無駄だったんじゃないか?と
10代から20代にまたがる貴重な4年間を使ってるわけですから、杞憂で終わらせるわけにはいきません。
よくこんなことを言ってる人がいます。
大学で学んだことは勉強じゃなくてサークルでの友情、酒のうまさ、自分の好きなことでする成長なんだよ。いわば、社会人になる前の心の準備ってやつかな。
だけどそれって、学問とは関係ありませんよね?てか、学問は役立たなかったことを暗に認めちゃってるじゃないですか!?
今回は大学で学んだ学問に焦点を絞って、将来役立つのかどうかを分析します。
社会人も大学生も、これから大学へ行く高校生も、この記事を読んで改めて考えてみてください。
結論:大学の勉強は無駄である
結論から言うと、大学で学んだ専門性を生かしてない仕事なら無駄になります。
だって、そりゃそうっすよね?生かしてないわけですから。
頭の回転や考え方に役立ってる?そんなの、証明のしようがないじゃないですか。てか頭の回転なら、大学行かずに脳トレやってればいいのでは?
端的に考えれば、学んだ知識を生かしてないなら無駄としか言いようがありません。
遠回しには役立っている
結論は出ちゃいましたが、日本では学んだことより、大卒の肩書きそのものが重要になる場合が多いです。
実際に生涯賃金のデータでは、このようになっています。
- 中卒:2億1千万円
- 高卒;2億3千万円
- 大卒:3億2千万円
これだけ違うわけですから、やっぱり大卒の方がいいわけです。そして名門大学であればあるほど、この金額より高い収入をもらえる確率は上がるわけです。
そして名門に合格するには相当な勉強を積む必要があります。もちろん興味のある分野のほうが偏差値は上がるし、勉強のやる気も段違いでしょう。
さらに大学の勉強は難しいので、興味のない分野だと4年も続かずに退学したくなる恐れがあります。
つまり遠回しに考えると、興味のある分野を大学で学ぶことは役立ってると言えるでしょう。
まとめ:就職後に活かせるかは自分次第
大学の勉強と関係のある仕事に就いた人は、勝ち組と称されることが多いですがその数は少ないです。
理系の電気系とかなら割といるかもしれませんが、全体で見れば1割くらいでしょう。
つまり、大多数は就職後に直接知識を生かすことはできないわけです。
ですが、そこで全ていらなくなるかといえば、そうでもありません。考え方次第だと思います。
例えば在学中に、学問をビジネスにつなげるアイデアを考えておいて、ある程度金が溜まったら退職して起業する。これなら間違いなく活かせます。
補足:レールから外れた人生
今回書いたことは全て、レールの上で安定した人生を送ること前提に考えている記事です。
ですが、最近はレールから外れた生き方が注目されている時代でもあります。
レールの上は進めば進むほど、外れるのが怖くなります。幼稚園、小学校からそういう社会構造なのです。
自分なりの生き方を追求したい。そう考えてる人は、早めに何かしら行動しておくといいかもしれません。
では!