就活はいつからでも大丈夫!実体験を語ります。
3月に企業エントリー、6月から採用スタート!とはよく言われるものですが、果たして本当にそうなんでしょうか?
実際はもっと早いだの、4年から動くのは遅すぎだの色々言われてますよね。
でも就活なんて、自分に合った1社から内定もらえればいいわけです。だって結局、入社するのは1社だけですからね。
今回は私の体験談を元に、就活なんていつから始めても大丈夫だという話をします。
大学4年の5月まで何もしていない
ぶっちゃけこれなんですよね。
「いや、それはアホすぎるやろwww」と思ったかもしれませんが、事実です。元々大学院に進学する予定だったので就職する気もありませんでした。
バイオ系だったので、それまでは毎日朝から夜まで研究室に行ってましたねw
6月 就職を検討する
4月から研究をやってたんですが、思ったよりつまらなかったんですよね。
面白い研究をやってるのはわかるんですが、日々やってることはピペド、単純作業なんですよね。
わしゃあそもそも、研究じゃなくて物作りがしたいんじゃい!と本末転倒なことを考えたtrs君は就職を考え始めました。
7月 ITエンジニアを見つける
WebエンジニアとSIer
何か知的な物作りがしたいな〜と思って目をつけたのがプログラミングでした。
ITエンジニアを大きく分けるWebエンジニアとSIerになりますが、SIerってあんまりいい噂聞かないんですよね。
ざっくり分けるとこんな感じです。
- SIer:仕事は簡単、休日は仕事を忘れて高給取りたい
- Webエンジニア:大変、休日も勉強して実力で高みを目指す
私はどう考えてもWebエンジニアになりたかったですね。
休日もがっつり勉強したいし、そんなに奥が深いなら生物学やめてこっちにしたい!と思う気持ちが一層強まりました。
Webエンジニアは未経験だと厳しい
調べてみてわかったことです。
私のプログラミングスキルは、大学1年の頃に授業で、3ヶ月Javaを勉強しただけです。
Webエンジニアの求人情報は新卒でも、「自分でWebサービス開発したことがある人求む!w」とか「Rubyの経験3年以上!w」とか書いてあるのばっかりです。
ってそれ、どう考えても無理ゲーやないかーーーい!w
ポテンシャル採用もある
数は少ないですが、プログラミング未経験でもエンジニアの適性があるなら採用するという制度があります。
それがポテンシャル採用です。私はこれに目を付けました。
プログラミングを勉強しながらポテンシャル採用に申し込んで、実力がついたらそれ以外も申し込もうと思いました。
有名どころだと、Yahoo!やLIFULLなどでポテンシャル採用をしています。
教授にお願いする
私は大学院まで行くという契約で、自分の大学ではない外部の研究室に行ってました。
なので自分の意思だけでは就職に踏み切れないんですよね…
そこに紹介してくれた自大学の教授のメンツもありますし、何よりこの研究室、教授が割とコワモテ^^;
だけどそこは勇気!7月末、思い切って言ってみました。
8月 就活開始!
そうして無事に就活を始めました。果たしてその運命やいかに!?
〜8月中旬 1社だけ受け、見事に落ちる。
「正直ワシ、ポテンシャルあるし1社だけで受かるやろwww」と思った私は8月初旬に1社だけ申し込みました。
そして1次に合格し、お盆明けに2次面接を受けました。あっさり落ちました。
1次と違って翌日に返信が来なかったし、1週間経っても来なかったのでおかしいとは思いましたが、自分の実力を疑わなかった私は待ちました。8日の間遊び呆けて何もせず待った後、お祈りメールを受け取りました。
メールを見終わった後、狂ったようにその会社のパンフレットを引きちぎりました。
8月末 6社に申し込む
流石にヤバイ!と思った私は2件の説明会兼一次選考に申し込み、4件のエントリーシートを送りました。ここからようやく就活って感じですね。
paizaというエンジニア就活サイト経由でも申し込みました。実は7月からpaizaをやってたので、ようやく申し込めるくらいのプログラミングスキルが付いたかなって感じです。
9月 地獄のニート生活
〜9月中旬 全て落ちて、ニート生活へ突入www
全部落ちました。2次選考まで進んだのも2社だけです。さすがに笑いました。情報系と比べると、生物系ってやっぱ見劣りするんですね…
そもそも採用活動を終えても採用サイトを閉じてないのか、エントリーシートを送っても無反応な企業が多すぎ…
この時期はマジで辛かったです。社会に必要とされない自分にとてつもなく孤独を感じる日々ですが、気分が落ち込みすぎて誰とも会いたくない矛盾の日々でした。
次第に就活のやる気も減ってきて、1日中ゲームやってる日もありました。動画投稿は就活が終わるまで封印しようと決意してたので、作っていません。
7月は面倒だと思っていた研究室生活が、いつの間にか恋しくなっていました。
よくセミリタイアでニート生活みたいなのが注目されてますけど、全然いいものじゃないですね。
目的がない暇は、マジで腐ります。
9月末 とある就活支援サイトを見つける
もうワシ、ダメだわ。てか頼れる人が周りにいないし、もうポテンシャル採用が残ってねぇ。
そう思った私は就活サポートを受けたいと思い始めました。
だけど、どこのサイトもWeb系企業ってあんまり扱っていないんですよね…
ハローワークとか大学の就職センターなんて論外だし、マイナビとかの大手もダメ。
そんな中、IT企業に特化した求人サイトを見つけました。
どうやらここは、面談すると自分に合った企業を紹介してくれるみたいなんですよね。相談相手 + 就職先が欲しいと思っていた私にはぴったりでした。
面談をするも…
そんな話をしたら、数日後に企業を紹介してもらえました。
だけどその数、1社だけwwwwwwwwwwww
サイトには求人情報がたくさん合ったので、山ほど出てくる求人情報を期待してた私には驚きと絶望でした。やっぱりWeb系って、基本は未経験お断り何ですねぇ…
しかしこの会社は誰もが聞いたことあるWebサービスを作ってる、いわゆるメガベンチャー企業、今まで自力で受けていたLIFULLやYahoo!に匹敵するレベル。入社できたら完全に勝ち。
もう、この1社に賭けるしかねぇ。
10月 始まりの終わり
選考が順調に進む
この1社ですが、思いの外選考が順調に進みました。
そして3回の面接を経て、ついに最終面接へ…
この時期はもう新しい会社を探すのをやめてました。
これでダメだったら諦めて大学院へいくのも悪うないと思ってました。
まあそれでも、また会社を探し始めるとは思いますけど…
そして終わりへ
なんと!この会社から内定もらいました!とりあえずエンジニアとして働きたかった私には願ったり叶ったりです。
これにて長いようで短かった、2ヶ月の就活は終わりを迎えるのだった…
まとめ
以上が私の就活でした。今でも私はその企業で働いています。(2020/6で退職)
どうですか?「ただ運が良かっただけじゃねーか!」と思いましたか?
実際そうだと思いますよ。でもね、やっぱり数より分析が大事だと思いましたね。
何十社も受けてるような人は、おそらく1社ごとの分析とかもまるでしてないんでしょう。とりあえずがんばってる感を出してるだけです。
結局入るのは1社だけだし、嫌だったらやめればいいわけで、そんなにこだわる必要はありません。
最小限の努力で最大限の成果を出すには、行動 + 分析が必要だと実感した経験でした。
Youtubeに10本未満の動画をあげて月数万稼げるようになったのも、この考えが根底にあったからなのかな〜という感じがしてます。
では!