OPUS-地球計画を遊んでみた感想【OPUS Collection】
先日ふと思い立って、OPUSシリーズ2作をまとめたOPUSコレクションを購入しました。
家電量販店で見かけてネットでのレビューも良さそうだったので、OPUSシリーズ自体全く知りませんでしたが、ほとんど一目惚れの衝動買いです。
そしてシリーズ1作目、OPUS-地球計画を遊び終えたのでレビューしてみます。
果たして面白いゲームだったのか!?
あらすじ
舞台は今よりずっと未来、地球の存在は神話で語られている時代を描いたSF作品。
しかし行き過ぎた遺伝子操作により、人類は存続の危機に陥ってしまう。人類の起源となる遺伝子を地球から持ってこれればそんな人類を救える(らしい)。
そこで立ち上がった二人の研究者 + 一人のロボットが、宇宙船OPUS号に搭乗し、場所も存在も不明な地球を目指すのであった…
感想
上記のあらすじがあったのですが、ゲームが始まると主人公のロボットだけになってしまいます。そんな謎に包まれた始まりですが、星を探してストーリーを進めていくことで少しずつその謎が解けていきます。
ストーリーは短く、クリアだけなら2時間、完全クリアを目指しても3時間あれば十分終わります。
世界観がめちゃ良い!
宇宙にある無数の星の中から、ヒントを頼りに地球に似た星をひたすら探していくゲームなのですが、まず世界観が無駄に良い!
宇宙の中を見てるだけなのですが、望遠鏡の動く音、宇宙グラフィックの綺麗さ、星一つ一つで違う輝き、とにかく細かいところまで作り込まれているので、本当に天体観測している気分になれます。
ストーリー重視のゲームはいかにゲームの世界に感情移入できるかどうかが重要ですが、この点は全く心配する必要ありませんでした。
やることはシンプル
このゲームではひたすら地球に似た星を探していくことになります。
最初は少し似ている程度の星しか見つかりませんが、探しているとだんだん相似度が上がり、より似ている星が見つかるようになります。
星を見つけるたびにその星の特徴を見ながら名前をつけられるので、そこに収集要素的な楽しさを少し感じました。
それ以外については、正直言って作業も作業、ゲーム性は無いに等しかったです。世界観が最高だったおかげで最後まで飽きることなく進められましたが、アクション的な面白さを期待している人にはおすすめできません。
ストーリーに感動
正直ストーリーはちょっと感動する程度の内容だと思いますが、世界観とBGMが最高だったおかげで最後は思わずジーンときてしまいました。
世界観もそうですが、短いストーリの中で変わりゆく主人公の心情、搭乗員の人間に関する情報など、細かいところの作り込みが非常にgoodです!
・単調な作業でゲーム性は無いに等しい
・世界観が素晴らしく、ストーリーが短いので最後まで飽きることはなかった
・ストーリーやBGMも良く、満足のできるゲームだった
まとめ
最初は「これ有料ゲームかよwww」って思うくらいシンプルでゲーム性が無かったのでとても心配になりました。
しかし、ストーリーが短かったのでサクッと遊べた点、世界観からストーリーまで非常に細かく作られている点などのおかげで、気づいたら最後まで遊びきっていました。
最終的に全部の星を探し終えても、まだ新しい星を探したくなってしまう謎の中毒性まで感じるほどになってましたw
ゲームは小説とは違って、グラフィックやBGMで世界観に浸れるのが大きな強みですが、OPUSはこの強みを最大限発揮できるように作られてるのをひしひしと感じました。
OPUS-地球計画だけなら500円らしいので、この値段なら普通に満足!って感じです。
次回、1作目より大幅に値上がりしているOPUSコレクション2作目、OPUS-魂の架け橋もレビュー予定です!
こちらはまだ少ししかやっていませんが、前回とは全く異なりゲーム性がかなり上がっていそうで楽しみです。
追記:OPUS-魂の架け橋の記事も書きました。