未来はどうなる?「シンギュラリティは近い」を読むとわかります
未来予測についてはいろんな本がありますが、最も有名な本の一つがこれ、「シンギュラリティは近い」です。
これはレイ・カーツワイルという未来予測学者が書いた、未来の予測に関する本です。
元々は英語の本なんですが、日本語訳してわかりやすくまとめてくれている本があります。
まさに目まぐるしい進歩の中に生きている我々にとって、この本を読まない理由はないはず。
てことで、早速見ていきましょう。
どんな本?
シンギュラリティとは、技術的特異点です。人類に代わり人工知能が文明進歩の主役になる現象で、今後数十年以内に訪れると言われています。
この本にはそんな未来の予測について色々なことが書いてあるが、正直かなり難しかったので、一言でまとめるとこんな感じ。
「機械がちっちゃくなればなるほど処理速度は指数関数的に上がってくるから、世界はもっと面白くなるんじゃね?」
じゃあどんな未来が予測されてるのか、いくつか具体例を見ていきましょう。
血管に入るくらいちっちゃい機械を作るk遠ができたら、それを医療に応用できるのではないか?と言う予測です。
今は手術とか必要な大病でも、機械を薬とか点滴みたいな感じで入れるだけで治療してくれるようになったら、楽すぎますね。
ナノデバイスがさらに進化したら、血液に入れておくだけで栄養補給から健康維持まで全部やってくれるようになるのではないか?と言う予測です。
そうなるとどうなるか。食べ物を消化する必要がなくなりますね。そうなると、食道、胃、腎臓、大腸など、大部分の臓器はいらなくなります。
未来の人では、食べる=生きるではなく、食べる=娯楽になっている可能性が高いです。
脳の構造解析は2020年現在まだ完全にはできていないが、もっと技術が進めば、脳にあるデータをまるっと別の機械にコピー、もといアップロードできるんじゃないか?と言う予測です。
ただそうした場合、オリジナルの脳も生きてるわけですから、脳をコピーしたデータに意識があるとしたら、それは一体誰なのか?と言う問題が発生します。
そしてこの技術がより発展して、新しい体にコピーできるようになったとしたら、こんなことが現実になるかもしれません。
「オリジナルが古くなったら、新しい体に脳をコピーして古い方を消す」
理論的にはこれで不死になりますが、意識的には不死になってると言えるのでしょうか…?
まとめ:シンギュラリティは近い
全部を紹介するときりがないので、ここら辺にしておきますw
最も驚くことは、この未来予測が2006年に書かれていること
そして2020年時点ではこの本の通り、技術進化は指数関数的に上がっています。
2000〜2010年と、2010〜2020年の技術的進化が全然違うことから、これは明らかです。
そして5Gが普及するこれから、さらにシンギュラリティは近くなるでしょう。
技術が目まぐるしく進歩する今を生きられてる時点で、我々は非常に幸運と言えます。
ぜひ自分の目でこの本を読んで、シンギュラリティに備えようではありませんか…