OPUS-魂の架け橋を遊んでみた感想【OPUS Collection】
前回、OPUS-地球計画を遊んでみた感想からだいぶ間が空きましたが、ようやく魂の架け橋を遊び終えました。
(実際には1ヶ月くらい前に遊び終えてこの記事書いたんですが、公開し忘れてました^^;)
OPUS-地球計画が500円なのに対して、今作は2000円くらいの価値があるようです。これは期待が高まりますねぇ!
前回も中々楽しめましたが、果たして今作は4倍の価値があるのか!?
あらすじ
舞台は今から数万年後の未来、世界は謎の大災害で終末を迎えた。この物語は1人の巫女と1人のロケット技師が偶然出会った事で始まる。
世界の終末に亡くなった人々に安息を与えるため、ロケットを作る事を決心し、霊魂を乗せ宇宙の果てにある故郷まで送り届ける「宇宙葬」を行う事になるのであった…(前回の物語よりも前の話になります。)
感想
前回の話とは時間軸は繋がっていますが、話は全く繋がっていません。
今回の物語ではロケットを完成させるために、荒廃した町で材料を探すことになります。
前回と比べるとストーリーは長く、寄り道もしていたので全クリまで5時間近くかかりました。
それでもやりこみ要素はまだ全然終わってないので、今作のボリュームは中々です。
荒廃した町の探索が楽しい!
これに尽きますね。ボリュームに加えて、ゲームとしての面白さも前回より倍増しています。
探索型ゲームという意味では前作と同じですが、今回は町の探索なので、歩けば歩くほど景色も変わっていきますし、集めるアイテムも多種多様で全然飽きません。
ストーリーに関係するものからやりこみ要素的なアイテムまでたくさんありますが、色々集めていくことで荒廃した町に住んでいた住民について少しずつ知ることができます。
夜になると拠点に帰らなければいけないのですが、探索できる範囲がめちゃくちゃ広いので、効率的に動く方法を考えたり、明日はこっちに行ってみようといった計画も立てられたりと文句なしのクォリティです。
歩いても歩かなくても時間が経つのも現実味が増すので、地味にグッドポイントです。
欠点を挙げるとすれば、探索では音楽がほとんどなく、主人公の足音しか聞こえないのが若干寂しかったですね。
あと自分はそこまで気になりませんでしたが、このゲームでは走ることが出来ないので、スピード感は若干もどかしく感じる可能性があります。
世界観は相変わらず良い
人がいなくなり、荒廃した町の世界観は非常によくできていると思います。
壊れた車、倒れた風車、曲がったフェンスなど、見下ろし視点にも関わらず細かいところまで表現されています。
マップが広くいくつかの町や工場に別れている点や、アイテムを拾ったり死者の魂に触れたりすると時々、主人公の回想が見れる点も、かつては人が住んで繁栄していたことを連想させる要素になっています。
ストーリーは…?
ストーリーも良かったです!最後は安定の神BGMと共に感動の展開が待っています!
だけど!なんだけども!そこまで苦労してロケット打ち上げるかねえ???
死者の魂を宇宙に返すのがロケットを打ち上げる目的みたいですが、ここまで町がボロボロになってるんだから他にすることあるでしょ、てか宇宙葬って何やねん^^;
って思っちゃうんですよね〜。前回は危機に陥っている人類を救うことが目的でしたが、今回は死者の魂を救うため?目的が前回よりおとぎ話チックな気がするんですよね〜。
世界観はよくできてたので、プレイ中はそこまで疑問に思いませんでしたが、改めて振り返るとこの話…?って思っちゃいますね。
人によって感じ方は違うと思いますし、よく出来てることに変わりはありませんが。
結論
前回よりストーリーの抽象度は上がっていますが、ゲーム性やボリュームは倍増しています。
総評すると、前回より断然面白くなっていることは間違いありません!
ただし前回よりゲーム性が増してるとはいえ、アクションやレベル上げ的な面白さはありません。
未開の地を探索してアイテムを集めるゲームなので、冒険やアドベンチャー系ゲームをコツコツと遊ぶのが好きな人にはオススメです!
またボリュームがあるとはいえ、ドラクエやFFとかと比べると遥かに手軽に遊べるのも魅力の一つなので、サクッとストーリーを楽しみたい人にもぜひ遊んでみてもらいたいです!
以上!